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名勝地である安徳渓谷を挟んでいるオルムで、北に 柑山、西は和順、南東に ナンドゥル(大坪里)など行政区域上に3里の境界にわたっており、このオルムは激しく浸食されていて明確な形を知ることができないが、北東向きおよび南西向きの2つの馬蹄形の火口を持っている複合型火山体である。オルムの南東に二つの深い谷間が大坪里の港の方に掘られており、その一つがの下で海岸断崖につながるところにパクスと呼ばれる滝があり、その奥に海食洞の天然洞窟がある。オルムの斜面は黒松や雑木が生い茂った森を成し、南西斜面の火口の中には果樹園が造成されており、上の方には大興寺というお寺があって、その横にマンハニムル(望漢泉)という泉がコンクリートで壁を巻いて貞潔に保護されている。