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北斜面はやや急勾配で、西斜面は緩やかな丘陵をなし、頂上部に円形の噴火口がはっきりして南東向きに侵食された形態として侵食された火口前面には岩屑流の小山が散在しています。噴火口の中には太平洋戦争当時、日本軍が陣地を構築した跡があり、噴火口の腰部分にも彼らが掘られた5つの穴があり、オルム東麓の 岩屑流の小高い丘はお餅を蒸す甑を覆しておいたようだとして甑五峰と呼ばれる5つの峰が集まっています。 北東斜面に杉などが一部造林されているだけで、その他の斜面は草地オルムを成し遂げ、帰化植物であるブタナで覆われており、噴火口の中の一部にいばらが植生しています。 昔からこのオルムでは堂がい巫女はもちろん、住民たちが訪れて祈りを捧げる場所としてタンンオルムと呼ばれましたが、今は堂の跡がありません。済州島には昔から` 堂五百、寺五百`と言われるほど、堂も多くて寺もたくさんありました。堂があったことから由来されたタンオルムという所はこのオルムをはじめ、舊左邑 松堂里、朝天邑 臥山里、翰京面高山里にもあります。クムブリは、円形の噴火口です。