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回りながら波を成す丘陵地帯の真ん中に大きな規模の山の塊がい非常に高く形成されています。山頂部には丸く大きな鉢形の山頂火口湖(周囲300余りm、深さ40余りm、外周1,000余りm)があります。 オルムの全体が常緑落葉樹(アカメガシワ、シロダモ、エゴノキなど)で、うっそうとした森を成しいて、森の木陰の下には大きなミズバショウ、島エビネ、金エビネ、 ミヤマウズラ.などが自生しており、野生動物の鹿、アナグマと毒蛇、 ヤマカガシも生息しています。 火口湖周辺にはオタカラコウ小群落、周囲にはノイバラが垣根を成し、その中には多様な湿地植物(ミゾソバ、 ミズオトギリ、アギナシ、スズメノテッポウ、サンカクイなど)が分布しており、自然生態系保全上、非常に重要なところです。ムルヨンアリは`水靈岳(スヨンアク)`または`スリョンアク`と呼び、オルムの頂上に噴火口があって常に水が穏やかに溜まっているという事から縁由した名前だと言われており、このオルムの東側に位置したオルムは噴火口に水が溜まらないことで実ったという意味で`ヨムンヨンアリ`と呼んでいます。 オルムの頂上に火口湖があって、雨がたくさん降れば水が溜まります。 `ムルヨンアリ`の`ムル(水)`はこれと関係されたものです。