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マオルムをはじめとするイゲオルム、ソンアオルムなどは、高くそびえている楮旨オルムの西側に分布している浸食部上に散在しているオルムで、浸食の程度がひどく、オルムの原地形を把握することは非常に困難であり、マオルムは楮旨オルムの北西の斜面の麓の向こう側にある。オルムの形が馬と似ているのでマ(馬)オルムと呼んでおり、オルムの正確な語源はわからないが、墓石に馬岳、馬峰などと表記されている。火口はひどく浸食を受けているので正確に知ることはできないが、南に広がる馬蹄型をなしているようでもあり、オルムの斜面はきれいな草原で、クロマツがまばらに植生している。