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粗面岩質の溶岩円頂丘からなる険しい岩山で、チェジギオルム、ソプ島(森島)、ムン島、ポム島に繋がる済州島南部海岸の溶岩円頂丘帯をなしている。北斜面は緩やかな丘陵になっている反面、南斜面は3本の尾根が伸びており、この尾根は途中で岩の主峰を中心に一方は南東方向、もう一方は南西方向に左右両側に伸びている。その様子がまるで鶴が両羽根を広げて飛んできて座っているようだとして、別名を鶴首岩(ハクスバウィ)ともいう。カッシバウオルムは、略してカッシバウ、カッスバウまたはハクスバウなどと呼ばれる。カッシバウは漢字で角氏岩(カッシアム), 氏岩(シアム), 妻岩(チョアム)などと表記され、この名にはある女性の哀痛な事情が潜んでいる。カッシバという名はある婦人が落ちて死んだ岩という意味で付けられた名だという。これにまつわる烈女の岩の伝説が伝えられている。カッスバウは 角秀岳(カッスアク)または 角秀岩, 角首岩(カッスアム)などと表記され、岩の形が牛の角に似ていることから、角の生えた頭という意味で付けられた名であるという。鶴首岩(ハクスバウ)という名はおそらく風水地理からきたもので、鶴が羽を広げて飛んできて座った格好であるという。頂上部からは西帰浦の海が展望できる。周辺の美しい景色のため、昔から士人らが風流をたしなめた場所であるといわれている。