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済州の青い海を見ていると、いつも爽やかな気分になる。眺めるだけで幸せな気分になる風景の中に愛する人と一緒に入ってみよう。済州の海の風景はどこでも素晴らしいが、その中でも、新昌風車海岸道路は、高い空と澄み切った海を背景に素敵な写真が撮れるので多くの人が訪れる。済州島の西の端をつなぐ新昌風車海岸道路では、海岸道路に沿って並んでいる洋上風力発電団地の風車を見ることができる。曲がりくねった海岸線に沿って並んでいる白い風車とエメラルド色の海は、爽やかな風景を演出してくれる。遠くに遮帰島まで見渡せる海辺の景色も美しい。また、新昌海岸道路は、夕日スポットとして有名なので、写真を撮りながら、夕陽を鑑賞するのも良い。

海岸道路を走っていると、生態体験場という散策コースが見えてくる。生態体験場には、クエの像やウォンダム(石で造った済州の伝統的な漁の仕掛け)体験場、休憩スペースがあり、様々な風景の写真を撮ることができる。散策を楽しみながら写真を撮った後は、展望台に向かってみよう。散策コースの中間に位置する展望台は、一押しの写真スポットである。三脚を少し低くして、海に向かって写真を撮れば、ウッドデッキと風車、空と海をすべて収めることができる。新昌風車海岸道路の周辺は、別にポーズを取らなくても風景を収めるだけで美しい写真が撮れるので、初心者にぴったりの場所である。もっと可愛らしい写真が撮りたければ、花束や風船などを用意してみよう。小さな花一輪だけでも、素敵な雰囲気が演出される。

青い済州の空とどこまでも広がる水平線を眺めることのできる龍潭梨湖海岸道路。済州空港からも近いため、旅行のコースとして人気の場所だ。

道頭洞虹の海岸道路は、龍潭梨湖海岸道路から道頭峰の方へ向かうと見えてくる虹色にペイントされた石のガードが並ぶフォトスポットだ。

バスでも訪れやすい場所にあり、「道頭峰東」のバス停で降りれば眼の前に見える。15～20分ほどで歩けるので、海を見ながら散策をするのにぴったりだ。

済州の風がとどまった痕跡がそのまま残っているソルクムバダンは、ヨンモリ（龍頭）海岸一帯と沙渓浦に至る堆積岩層の海辺を指す。ソルクムは、風が吹いた後積もった雪に穴があくという意味で、ここでは、80万年の痕跡を抱いた海岸が広がり壮観をなす。茶色と黒色の砂が混じり合いしっかりと固まっているソルクムバダン海辺は、ボコボコとあいた穴がユニークで、済州の海で最も独特な色彩を持つ風景にも挙げられる。特に沙渓海岸は、周辺の景色が美しいことで有名である。海岸の後ろには山房山とヨンモリ（龍頭）海岸が見え、前には加波島、馬羅島、兄弟島が見渡せる。海を背景にして写真を撮ると山房山が入り、海を向けば兄弟島と加波島が入るこの場所こそ、人生最高の写真が撮れる海辺スポットである。

火山の噴火で形成されたソルクムバダンは、とても神秘的な魅力がある。自然のままの風景から魅力を輝かせるソルクムバダンは、結婚写真やカップルのスナップ写真を撮るのにぴったりの場所である。側面から撮ると、風でできた穴がさらに目立ち、より自然に済州らしい雰囲気を写真に収めることができる。ソルクムバダンは全体的に暗い色を呈している。たまに黒い石の間に緑苔が生えている区間もあるが、沙渓海岸には苔もほとんどない。写真撮影の前に服装を考える余裕があれば、明るい色の服を持って行こう。きれいな海とソルクムバダンが調和をなす海辺で、済州旅行の輝く瞬間を残すことができる。

西帰浦甫木洞には、白頭山天池(白頭山頂上のカルデラ湖)の美しさに似た場所がある。白頭山天池に似ていることから小天池と呼ばれるここは、知る人ぞ知る写真スポット。まだよく知られておらず、近くまで来たのに寄らずに行ってしまう人も多いが、通り過ぎるにはあまりにも惜しい場所である。小天池を訪れる方法はいくつかある。まず、小天池はオルレ6コースの中にあるため、6コースをすべて歩く方法がある。また、ナビゲーションで小天池を検索するか、地図で一番近いバス停を確認してバス停から歩いて行くこともできる。辿り着くのは難しいが、自然の中で隠された絶景に出会う喜びがある。一方、小天池に向かう道は、仏教聖地の巡礼道でもあるため、途中にオルレ道の標識とは違う色のリボンが見えるので覚えておきたい。

小天池の標識を過ぎてからさらに歩くと、小天池に向かうウッドデッキの階段があり、この道に沿って行くと最高の写真スポットである小天池東屋に着く。東屋で小天池を背景に写真を一枚撮り、下へ降りていくと、小天池が姿を現す。小天池は、海岸に突き出した奇岩怪石に包まれており、小さな天池の中には、澄んだ海に映った壮大な漢拏山の姿が見える。漢拏山を抱いた小天池は、他のどこでも見られない壮観を演出しているが、常にこの風景が見られるわけではない。波が穏やかで晴れた日だけしか見られないので、済州旅行中の晴れた日には、小天池を訪れることをお勧めする。白頭山と漢拏山いずれとも出会える美しい小天池を背景に、人生最高の写真を残してみよう。

広い済州の海が両側に分かれる神秘的な光景の背景に写真を撮ることができたら、どんな気分になるだろうか。済州島にはモーゼの奇跡と呼ばれるソゴン島がある。潮の干満の差によってソゴン島の沖合が割れると、左右10m以上、総面積13,367㎡、陸地との距離約300mの干潟が現れる。ソゴン島は、引き潮の際に歩いて行ける島としても有名で、島まで行く途中で貝やタコを獲るなど様々な体験が楽しめる。一日に二度の干潮時にだけ行くことができるため、ソゴン島旅行の際には必ず潮時を確認しなければならない。ソゴン島に向かう道は、普段は海中にあるため、道が開かれると、クボガイ（巻貝）をはじめとする貝類など、多くの海の生き物が見られる。また、干潮時、足元の石は非常に滑りやすいので運動靴は必須であり、怪我をしないように注意しよう。ソゴン島は、30分程あれば島全体を見て回ることができる。島の中にはウッドデッキで造られた散策路が整備されていて、気軽に散歩が楽しめる。

至る所がすべて最高の写真スポットであるソゴン島。石の上に上って無邪気なポーズを取ってみよう。青い空と対比される黒い石は、どんなポーズにも神秘的な雰囲気を加えてくれて、割れた海の間の道は、自然の壮大さを見せてくれる。人生最高の写真を残したければ、割れた海の道に三脚を置いてカップル写真を撮ってみよう。一方、ソゴン島散策路も最高の写真スポットとして有名である。ソゴン島では、沖合で泳ぐイルカの群れも時々見られるそうなので、イルカを鑑賞しながら済州旅行の思い出を残せるかもしれない。参考までに、ソゴン島のモーゼの奇跡海辺は、5月26日・28日、9月7日、11月5日・8日、12月3日・7日に最もはっきりと現れる。

昼も夜もいつでも美しい済州の海辺。その中でも多くの旅行者に愛されている海辺がある。チョランマル(済州馬のポニー)灯台があり、済州島の写真スポットとしてよく知られている梨湖テウ海岸は、海岸の端にポニーの形をした二つの灯台が見えるところで、赤いポニーと白いポニーがしっかり対比される異国的な風景を見せてくれる。特に海面が一番低くなる干潮時には、果てしなく広がる白い砂浜とともに石を積んで造った「ウォンダム」も見られる。ウォンダムは、満潮と干潮の差を利用した済州の伝統的な漁の仕掛けで、梨湖テウ海岸にはその仕掛けを復元した梨湖モサルウォンがある。梨湖テウ祭りの際に漁の体験行事が開かれるこの場所が、人生最高のショットが撮れる海辺スポットである。済州市内から一番近い海水浴場であるため、多くの人が訪れるが、干潮時だけ神秘的な姿が現れるウォンダムを知っている人は多くない。

ウォンダムを背景にして、日暮れの赤い夕焼けに染まった済州を写真に残してみてはいかがだろうか。夕日の場所としても有名な梨湖テウ海岸は、水平線の下に徐々に沈み行く太陽と周辺の風景が素晴らしく、どこで撮っても美しい写真になる。ウォンダムの上に座って浅い海水に足を浸し癒された後、その姿を写真に残せば申し分ない。済州旅行中に夢幻的な雰囲気の写真を撮りたければ、済州市内に近い梨湖テウ海岸に向かってみよう。梨湖テウ海辺に行く道にはアカシアの森があり、砂浜の後ろには松林が茂る。松林にはキャンプ場が用意されており、夏にはテントを持ってキャンプを楽しみに来る人が多い。キャンプ場の近くには、展望台休憩所、駐車場、更衣室など、キャンプや海水浴を楽しむのに便利な施設が充実している。